Android StudioでJDKの追加インストールは必要?

Javaのイメージ画像 アプリ開発

「アプリ開発への道①Android Studioのインストール」ではAndroidアプリ開発への第一歩として、統合開発環境「Android Studio」をインストールしました。

アプリ開発への道②ではAndroid Studioをいじっていきますが、その前に一つ注意点(というか、私が疑問に思った点)。

それは、「JDK(Java Development Kit)」というものを追加でダウンロードする必要があるのか、ということです。

いくつものサイトを見ながらAndroid Studioをインストールしたのですが、多くのサイトでこの「JDK」なるもののダウンロード&インストールも必要と書かれており、ここで半日くらい悩んでいました笑

結論としては、JDKのダウンロードは不要です。

以下、私が理解した範囲でまとめていきます。

JDKとは

そもそも「JDK」とは何なのか。

ウィキペディアによると、

Java Development Kit (JDK) はオラクル(旧サン・マイクロシステムズ)により提供されている、プログラミング言語Javaを使ってJavaアプリケーションおよびその他のソフトウェアコンポーネントを構築するためのソフトウェア開発キット (SDK) および開発環境である

Wikipedia「Java Development Kit」

とのこと。

要は、Javaで開発をする際に必要なものがそろっているキット、といったところでしょうか。

ところで、「アプリ開発への道」シリーズで利用するプログラミング言語は「Kotlin」です。Javaではありません。

ではなぜJavaが出てきたのか?という感じですが、KotlinはJavaと互換性があり、Kotlinを動かす際はJVM(Java仮想マシン、JDKの中に含まれている)という、Javaのプログラムを動かすソフトウェアで動かすことになるようです。

そのため、Kotlinを使おうと思うとJavaの開発環境を整える必要があり、それすなわちJDKが必要、ということです。

追加でJDKのダウンロードは不要!

ではAndroid Studioに加えてJDKをダウンロード&インストールすることは必要なのでは?と感じると思います。

しかし、それは不要です。

なぜなら、Android Studioをインストールした際、一緒にJDKもインストールされているからです。

どうやら以前はAndroid StudioをインストールしてもJDKはインストールされなかったようで、そのため追加でインストールする必要がある、と書かれているサイトが多いと思われます。

というわけで現在は、Android Studioさえインストールしていれば、それ以外に何もする必要はありません。

まとめ

以上、「JDK(Java Development Kit)」の概要と追加インストールの必要性についてまとめてみました。

  • JDKはJavaで開発を行う際に必要
  • KotlinはJavaと互換性があり、Kotlinを動かす際もJDKが必要
  • ただし、現在ではAndroid Studioをインストールすれば付いてくるので、追加でインストールする必要はない

ということでした。

というわけで、アプリ開発への道②ではインストールしたAndroid Studioをいじっていきます。

読んでくださってありがとうございました!

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